日経平均が今年7万円を突破しました。半導体ブームも要因の一つかと思いますが、大ニュースでしたよね。
それを受けて、ふと感じたことが
「じゃあこれから先、日本株ってずっと上がり続けるのか」
新NISAでオルカンや日本株に投資してる身としては、めちゃくちゃ気になるテーマです。
なので今回は、私の勝手な考察もまじえつつ、日本株の今後についてざっくり整理してみようと思います。あと、私は専門家ではないので、話半分で聞いてください。
そもそも日経平均、34年もかかって高値を更新した話
まず前提として面白いなと思ったのが、日経平均株価が1989年末につけたバブル期の最高値を、実に34年ぶりに更新したのが2024年2月だったという事実です。
衝撃的です。私が生まれる前についた高値を、私が働きはじめた後にようやく超えたわけです。
その間、日経平均は2度も7000円台まで沈んだこともあったそうで、バブル崩壊後の日本経済がいかに長いトンネルの中にいたかがわかります。
一方で、同じ34年間でアメリカのダウ平均は14倍になっていたというので、「日本だけ足踏みしてたんだな」というのが正直な感想でした。
この過去を知ると、「日本株は放っておけばずっと右肩上がり」と単純には言えないんだな、というのが最初の気づきです。
上がり続けると考える理由
とはいえ、ここ数年の日本株はかなり調子がいいですよね。上がり続けると考えられる理由もいくつかありそうです。
- 東証が企業に対して「資本効率(PBRやROE)を意識した経営をしてくれ」と要請するようになり、自社株買いや株主還元を強化する企業が増えている
- 長年続いたデフレから脱却し、物価も賃金も上がる”普通の経済”に近づいてきている
- 海外投資家からのマネーが日本株に向かいやすくなっている
- 半導体やAI関連など、世界的な需要の恩恵を受けやすい業種を日本企業も抱えている
証券会社のレポートなどを見ても、2026年の日経平均は5万円台後半〜6万円あたりまで上昇するのでは、という強気な見通しを出しているところが多い印象です。企業の”稼ぐ力”自体が底上げされてきているという見方ですね。
こうやって見ると、「今の上昇は根拠のあるものだ」と言いたくなる気持ち、わかります。
そう単純にはいかないかもと思う理由
ただ、手放しで「これからも右肩上がり!」と言い切るのは、ちょっと怖いなと思う自分もいます。
- 少子高齢化で国内の労働力や消費が減っていくのは避けられない
- 日本の人口減少そのものは止まっておらず、長期的な内需の伸びには限界がある
- アメリカの景気後退や中国経済の減速など、海外要因の影響を強く受けやすい
- 円安・円高など為替の影響も大きく、状況が変われば海外マネーの流れも変わりうる
- 34年前も「来年は4万円だ」ともてはやされて、その後20年台まで急落した過去がある
特に最後の点、1989年当時も日経新聞に「翌年は4万円」なんて記事が踊っていたのに、翌年には株価が大きく崩れた、という話を知って、ちょっとゾッとしました。
”今が強気相場だから今後もずっと強気”とは限らない、というのは歴史が教えてくれている気がします。
面白いのは、少子高齢化を”弱気材料”ではなく”だからこそ生産性向上に投資する企業にチャンスがある”と捉える見方もあることです。人が減る分、AIや効率化にお金をかける会社が伸びるはず、という考え方ですね。同じ事実でも見る角度によって強気にも弱気にもなるんだなと感じました。
結局、私たちは株を続けるべき?
正直、ここまで調べてみて出た結論は、「誰にも未来のことはわからない」でした。わかったら全額そこに投資して億万長者です。
強気な見通しを出している専門家もいれば、慎重な見方をしている専門家もいて、当然ですが意見は割れています。短期的にはボラが大きくなりそう、という点は多くのレポートで共通していた印象です。
なので、以前の記事でも書いた「株を買ったことを忘れる」スタンスは、こういう不確実な未来に対しても結構有効なんじゃないかなと思っています。
日本株だけに全部賭けるのではなく、オルカンのように世界中に分散しておく、というのも自分なりの答えの一つです。
日本株が今後も上がり続けるかどうかは、正直私にもわかりません。
ただ、少なくとも「34年かかって高値を更新した」という重みのある過去は知っておいて損はないなと思いました。


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