普段なんとなく「株」を売ったり買ったりしてますが、
そもそも”株”っていつからあるものなんでしょうか。気になりません?
投資信託や複利について調べていたとき、ふと「そういえば株ってどうやって生まれたんだろう」と気になって調べてみましたので、共有しますね。
株ってそもそも何なのか改めて考えてみた
株とは、会社が事業のためのお金を集める代わりに、出資してくれた人に発行する”証明書”のようなものです。
出資した人(株主)は、その会社が儲かればその分の利益を受け取れるし、会社が大きくなれば株の価値も上がる、という仕組みですね。
言葉にするとシンプルですが、これが生まれた背景には大航海時代のとんでもないリスクがありました。
大航海時代のリスクと”みんなで背負う”というアイデア
時は17世紀、ヨーロッパでは香辛料を求めてアジアへ船を出す”大航海”が盛んでした。
航海が成功すれば莫大な利益になりますが、失敗すれば出資したお金は丸ごと消えてしまいます。しかも当時は、航海がうまくいかなかった場合、出資者が出した額以上の損失まで負わされる”無限責任”が一般的だったそうです。
これ、今の感覚だとかなり怖いですよね。
「航海に出資してくれ!」と言われても、失敗したら身ぐるみ剥がされるかもしれないので、家族や親戚などごく限られた人しかお金を出さなかったようです。
ちなみに、妻は株をやってないので投資の話が盛り上がらないので少し寂しいです。でも預金派と投資派で役割分担できててバランスいいなとも思います。
世界初の株式会社、オランダ東インド会社の登場
そんな中、1602年にオランダで設立されたのが”オランダ東インド会社(VOC)”です。世界初の近代的な株式会社と言われています。
このVOCがすごかったのは、
- 出資者の責任を、出資した金額の範囲内に限定した(有限責任)
- 一回の航海ごとではなく、会社として継続的に事業を行うようにした
- 出資の単位を細かく分けて、誰でも買いやすく、譲渡(売買)もできるようにした
という点です。
つまり「大損したらどうしよう」という不安をぐっと下げつつ、「小口でも参加できて、いつでも売れる」という仕組みを作ったわけです。
これ、投資信託にお金を入れてるときに近いものを感じませんか?自分が出したお金以上に責任を負うことはないし、必要なら売ることもできる。当たり前だと思っていたことの原点がここにあったんだなあと、しみじみしてしまいました。
株を自由に売買できる場所ができた
VOCの株が人気になり売買が活発になったことで、その取引をするための場所として”アムステルダム証券取引所”が生まれました。これが世界初の証券取引所と言われています。
株を「発行する仕組み」ができただけでなく、「売買する場所」までセットで整ったことで、株式投資という文化がここから世界中に広がっていった、という流れですね。
日本の証券取引所はいつできたの?
じゃあ日本はどうだったのかというと、東京と大阪に証券取引所ができたのは1878年(明治11年)のことだそうです。オランダから遅れること約270年後ですね。
渋沢栄一さんたちが中心となって設立に尽力したという話もあり、いま大河ドラマなどでも取り上げられたりしていますね。
歴史の教科書で見た名前が、実は自分が今やっている株式投資にもつながっているんだなと思うと、ちょっと感慨深いものがあります。
株の歴史を知ると投資が少し面白くなる
というわけで、株のざっくりとした起源を振り返ってみました。
- 大航海時代のリスクを分散するために”株”という仕組みが生まれた
- 世界初の株式会社はオランダ東インド会社(1602年)
- それに伴い、世界初の証券取引所もオランダに誕生
- 日本の証券取引所は1878年に東京・大阪でスタート
複利のときも思いましたが、普段当たり前に使っている仕組みも、掘り下げてみると意外と面白い背景があるものですね。
株価が上がった下がったで一喜一憂しがちですが、たまにはこうやって歴史を眺めてみると、少し気持ちが落ち着く気がします。
というわけで、今日も株を買ったことを忘れて、ノンストレスに過ごしましょう。

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