さて、前回の記事では、複利効果のため早めに投資信託をやってみようぜ、と言いました。
じゃあ、実際どのくらいの利益が出ているのかを振り返ってみます。
ただ、「〇円を入れて、何年で〇円になりました!」って言われてもフェアじゃないです。
投資信託には運用成績が良い年もあれば、悪い年も年もあるからです。つまり、一時的に資産が減ることもある、ということ。
なので、その年々での利益である年利を計算して紹介します。
毎月、投資信託にお金を入れているが、トータルリターンを確認することはあっても、
その年に純粋に評価額がどのくらい増えたかを確認する人は少ないと思います。
投資信託の積み立て額や積み立てタイミングによって、年利は人それぞれです。
これを機に計算して見ると、明日へのやる気につながるかも!
年利を計算してみよう
今回ご紹介するのは、一番投資期間の長い旧NISA時代”つみたてNISA”で積み立てていたオルカンの評価額を年別に紹介します。
ちなみに、オルカンの正式名称は”eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)”です。
| 年初評価額 | 年末評価額 | その年の合計買付金額 | その年の増減額 | 年利 | |
| 2021年 | 0 | 81,110 | 80,000 | 1,110 | 2.56% |
| 2022年 | 81,110 | 466,733 | 400,000 | -14,377 | -4.83% |
| 2023年 | 466,733 | 1,002,732 | 350,000 | 185,999 | 28.33% |
| 2024年 | 1,002,732 | 1,328,373 | 0 | 325,641 | 32.48% |
| 2025年 | 1,328,373 | 1,600,851 | 0 | 272,478 | 20.51% |
旧NISA時代は年40万円しか積み立てができませんでした。今は120万円まで積み立てられますね。
年利の計算は下記で行いました。
この”0.542″は毎月積み立て特有の数字で、平均運用期間の割合を表しています。
平均運用期間とはその年の合計買付金額を。
例えば、毎月1日に同じ額を積み立てているなら、
- 1月積立分 : 12ヶ月運用
- 2月積立分 : 11ヶ月運用
- …
- 12月積立分 : 1ヶ月運用
これを平均化すると
です。
“0.542”の部分を無視すると、年初で一括でその年の合計買付金額を買ったという計算になりますが、無視してしまってもいいと思います。
買付をやめても増え続ける資産。デメリットは?
注目いただきたいのは、2024年と2025年です。
2024年から現行のNISAである新NISAが始まったので、旧NISAには積み立てができなくなりました。
しかし、私は売却せずに持ち続けています。ご覧の通り、積み立てを止めても、1年で30%ほど増え続けているからです。これが複利効果!!
では、複利効果バンザイの私たち投資家にとって、リスクというかデメリットはあるんでしょうか。
1. オルカンの基準価格の下落
1つは、オルカンの基準価格の下落です。
例えば、2022年のようにオルカンの投資成績がふるわない年があります。この年はコロナがようやく終わって物価が上がったり、各国の金利が上がって全体的に株価が下落といったことがあったようです。そういう年は年利がマイナス….なんてこともあるかもしれません。
あと、いま近々で話題になっている為替の影響ですね。私も詳しくないのですが、オルカンは米国株をたくさん持っていて、ドルで利益を作ります。それをドルから円に変換するときに、円高になると少ししか円がもらえません。なので、円高もオルカンの基準価格の下落要因になりえます。
2. 信託報酬
あとは、信託報酬です。
オルカンなどの投資信託は、運用会社が責任を持って株の管理をしてくれています。それに対して投資家は日々お金を払っています。明確に信託報酬もらったよーっていうことではなく、ひっそりとオルカンの基準価格に反映されています。普段見ている基準価格は、信託報酬を引いた価格だったんですね。
ただ、オルカンの信託報酬は比較的低い部類で、例えば100万円分オルカンを持っていると年間578円支払っていることになります。これはかなり良心的な部類です。
以上のようなリスクもありますが、銀行に預金するよりかはお金は確実に増えているので、私はオルカンというか投資信託というか株式投資を信じています!
ふるわない年は、世界経済の成長を夢見てみんなで冬眠しましょう…。
投資信託は放置して眠るが一番
今回の記事では、実際にオルカンを運用した結果を数字として振り返り、複利効果を示しました。
このまま放置しておくと10年後には約1300万に到達する計算、これでお金持ち….と言いたいところですが、そううまくいくかなぁと私も半信半疑です。年利がマイナスに傾くリスクもあるとお伝えしましたし。
ただ、私は盲目的にひたすら放置をおすすめします。
また、基準価格の下落リスクですが、短期的に見ればリスクですが、長期的にみるとチャンスです。
なんか自分で書いていて怪しい誘い文句だわ〜と思いますが、チャンスである理由はまた別の記事で書きたいと思います。
ちなみに、旧NISAの”つみたてNISA”は20年間は非課税の効力があるので、2040年くらいに売却予定です。
忘れないか心配。


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